加藤百萌(もも) / 寂しくて、いとおしい
寂しくて、いとおしい 宇宙の片隅で泣いているあの子 きみは真ん中 きみが真ん中 きみの言葉は宝物 片隅なんてしらない 手を繋いで泳ごう 小惑星が彼方に見える きみの宇宙と...
詩人│神話と生活の重なるところで暮らしています
寂しくて、いとおしい 宇宙の片隅で泣いているあの子 きみは真ん中 きみが真ん中 きみの言葉は宝物 片隅なんてしらない 手を繋いで泳ごう 小惑星が彼方に見える きみの宇宙と...
君のいない世界に意味はあるのでしょうか サヨナラはいつだって突然だ 最後の晩餐/いつもの団欒 ホントに君が居なくなるなんて 分からないよ僕には 存在証明 「月は見上げたときだ...
蒸し暑い空気とアスファルトの湿った匂い 夕立が過ぎたこの町で蝉は再び鳴き始めた いつかこの景色も懐かしくなるのに どうして人は知らない時代を懐かしむのだろう 遠き昔に憧れ買っ...
わたしはいま空を見る 子供の頃から見ていたこの空だ かげおくりをして遊んだこの空に 少しばかり近づいたわたしは あの時の小さな影から遠のいた あの頃わたしが空におくった小さな影...
私たちの世界にはひとりだけ はっきりした色の子がいるでしょう? その子が人間、私のかわいい妹 あの子は人間 私たちはあの子の頭の中の落書き 私たちが描かれなくなったら あの子に...
あなたを喪った私は愚かにも 心の穴に向日葵の花を移植した 向日葵はいつでも優しく まるでその光は 太陽に向かって笑顔を向けるあなたそのものだったが 私の涙は徐々に向日葵を腐敗させ...
秋といえば、徳田秋聲。 秋聲という名はもちろんだけど、秋聲さんの描く生活の湿り気は、葉っぱの裏側みたい。 落ち葉は綺麗。 だけど、触れるのはイヤ。 湿った土が指先についたりする。...
街は秋めいてきた。 外はまだまだモワッとした暑さが立ち込めているのに、入道雲はもういない。 お洋服売り場だって、茶色やオレンジばかり。 100均の毛糸売り場にはお客さんが増えた。...
右足と左足の真ん中で見つめたお空は海だった。 海と空は、ないしょの双子。 だけど、ふたりはそれを知らない。 ずっと想い合ってるけど、恋人にはなれない。 触れられないほど、とおい...
あなたを待つ100年 書店では多くの本が消えていった あなたを待つ100年 人は宇宙へ行けるようになった あなたを待つ100年 私はどこまでもあなたの影を探した あなたは見つからな...