柊ことは / 白紙
「心が見える場所 お気軽にどうぞ」 そんな看板が目に入り 小道にそれて入ってみた 小さな画廊。 何気ない日常の絵が並ぶ中で 最後の一枚は 大きなフレーム。 風が吹いて...
恋の書庫。 言えなかったこと。 見えなかった気持ち。 名前のつかない恋の途中を、 詩と短い物語にしています。 柊ことは
「心が見える場所 お気軽にどうぞ」 そんな看板が目に入り 小道にそれて入ってみた 小さな画廊。 何気ない日常の絵が並ぶ中で 最後の一枚は 大きなフレーム。 風が吹いて...
あなたから来るLINEの 「あのさ」は 話したいのサインだった。 別れ話をしたとき 「冬になると」なんて 夏の終わりに 全く関係ない話をされて。 「話をそらさないで」って ピシッと...
コスモスの街にお邪魔して 「ちょっと聞いてよ!」なんて 話すと Mrs.コスモスたちが お茶会を開いてくれて 「あら、それは辛かったわね」 「その人はダメよ」 「でも、その恋がよ...
追うほどの恋では なかったけど あなたしかいないなど 言うほどでもなかったけど 1年ほど あったものがなくなるのは やっぱり どこかで痛くて。 あなたと出会った頃 かすか...
たまたま拾った落とし物で あなたが 路地裏のカフェ兼バーで バイトしてるのを知った。 カフェやバーとは無縁そうな メガネで前髪長め。 人と話さないように してるのは知ってる。...
形あるものは壊れる ずっと同じなんてありえない 人の気持ちも然り…。 だから 私は恋をすると 日々諸行無常。 どうせ壊れると 思ってたほうが 私らしくいれるから。...
暑くなったり寒くなったりを 繰り返しながら 少しずつ 季節は深まっていく。 お気に入りのストールが 見つからずで クローゼットを漁ると 端っこに寄せられていて…。 彼からの最後...
お互いがいないと 存在できない。 あまりに 無力で 沈んでしまいそう。 光と影と。
山の中の 赤い屋根。 あそこには魔女が住むなんていうけど 正確には住んでいた、なの。 魔女はとても優しい方で 私を拾って育ててくれた。 不老不死の薬が欲しかった私に 「不老不...
あなたとの距離が だんだん だんだん 近くなって 見なくていいものが 見えてしまった? クローズアップで 枯れてしまった ただ それだけ。