柊ことは / グルグル
あなたの顔はどちら? 人懐っこい時 近づいてこないでの時 イライラを隠さない時。 私はその都度あなたに 振り回されて 離れたくなるけど 人懐っこいあなたに 笑顔で名前を...
恋の書庫。 言えなかったこと。 見えなかった気持ち。 名前のつかない恋の途中を、 詩と短い物語にしています。 柊ことは
あなたの顔はどちら? 人懐っこい時 近づいてこないでの時 イライラを隠さない時。 私はその都度あなたに 振り回されて 離れたくなるけど 人懐っこいあなたに 笑顔で名前を...
好きも 嫌いも 誠実さ 堅実さ そして 未来の約束も すべて 目に見えないものなのに 「なぜ?」 「どう思ってるの?」と 詰めた。 最初は 気持ちを話してくれたあなたも...
年下の君は 上目遣いで 「今日のご飯何〜?」とか 「ハンバーグ大好き!」 って言う。 そんな顔して アルマジロ。 結婚しようよって言うと 「あと50万」って 通帳見せてくるし...
最初は絵付けだった。 たまたま あなたと訪れた旅先で 記念になるからと お互いチャレンジした。 そこから 二人でハマって 陶芸が趣味になった。 記念品も もう棚におさまらな...
「最近よく来るね。 そんなにうちの店が好きかい?」 老婆が意地悪そうに笑う。 「何でもいいでしょ。 私の不安を早く買い取って! こんな私じゃ嫌われちゃう」 と叫ぶと 「おや...
振り返ると 私が座って花を摘んでは 花びらをちぎって捨てて…。 あれは 自己満足であなたを愛した私。 前を向くと 私が真っ直ぐ歩いて 花の香を嗅いだり 水をあげたり 足どりも軽...
「そういうのしんどいよ」 あれが 最後かもしれなかった ブレーキの音。 誰と行くの? どこ行くの? 何時に帰ってくるの? 遊びでも仕事でも 聞きすぎて あなたが 私に近づい...
新しい門出だと祝ってくれてるのか それとも 慰めてくれてるのか 記念日に予約してた ディナー前に あなたと別れ ヤケになって 一人できてやった。 「ここ一度来てみたかったし...
あなたからの 最後のプレゼント。 クリスマスの日 別れ話をされると同時に 「せめてこれ。 お餞別?的な」と 手渡された。 おとぎ話の葛籠や 玉手箱的な? 眉をひそめて受け取った...
こっちの仕事を辞めて あなたのところへ 地域おこし協力隊として 行けることになった。 空が高く見える。 夢へと向かう 羽一枚で 飛び立てるわ。