ポエム・詩
132文字 約1分で読了

侵食熱にうなされて

私が あなたの中に入って 侵食し   一体化して あなたを支配しようか。  あなたに気がつかれないように そっと。 私の熱に侵されたらいい。 触れられなくても あなたの一部になれるなら…。 なんて 面倒なこと考えて ため息ついて やっぱり私は 正面突破しかできない なんてことを あなたを前に思ってる。
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作者:柊ことは
2026/09/19 • 👁 92回 • 💬 2件
ポエム・詩
194文字 約1分で読了

今日は無理

「今日は無理」 今日は仕事が長引いて無理。 今日は先約があって無理。 今日は疲れてて無理。 どう無理なの? 私の頭の中で いろんな理由が補完されていく。 私のことを 好きじゃないから無理。 それがなんだか いちばんしっくりきて ベッドに倒れ込む。 こうなると ネガティブが止まらない。 頭をワシワシかいて ネガティブを振り切ろうと ベランダに出る。 空は晴れているのに 月が見えない。 そっか。 今日は新月か。 見えないだけ、か。
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作者:柊ことは
2026/09/19 • 👁 86回 • 💬 0件
ポエム・詩
262文字 約1分で読了

初夏の花の短歌 十連歌

初夏の花をイメージして書いてみました。 長雨の濡れゆく花に喜ぶは カエルの子供と我が子かな ため息と卯の花くたし曇り空 読書と紅茶とメランコリー 紫陽花の色より変わる我が心 君の色に染まりゆくなり 雨上がる空に傘さし七色の 心も晴れて色 美しく 夜もすがら泣いた夜咲く月の花 夜明けとともに花はしおれて 歌いけるカエルの声にウキウキと 菖蒲の花の午後のひととき 雨上がり暑さにうだり庭を見れば ひまわりの花笑ひけるかな 朝顔が初めて咲いた姿見て 喜ぶ息子花より眩し 月明かり月下美人の花開く 涙ぽつりと今日も眠れず 青空のハイビスカスの眩しさや 君の水着と笑い声して
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作者:しとえ
2026/09/19 • 👁 86回 • 💬 0件
ポエム・詩
252文字 約1分で読了

漣と素足

久しぶりに裸足になりました。  砂浜は見ているよりもずっと柔らかくて。  小さい頃によく感じた貝殻や砂利の痛みが、波の音が近づくにつれて思い起こされます。  そういえば、小さい頃は海に全身浸かっていました。  浮き輪のツルツルとした触り心地と、ほんのり漂うビニールの匂いが恋しい。  素足がどんどん茶黒の砂に埋まっていくので、その湿った重さを振り払って、波に当たらないように進んでいきます。  ずっと水平線が見えます。  少し横を向けば、いつもの柔らかい、クリーム色の砂浜ですが、私が先ほど残した足跡からは、随分離れてしまいました。
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作者:花野花菜
2026/09/18 • 👁 108回 • 💬 0件
ポエム・詩
244文字 約1分で読了

更新

帰りたい。 早く家に帰りたい。 でも私は事務所のデスクで独り座っている。 パソコンの画面にグルグルと更新中の文字。 それを見てから、はて、どれだけ時間が経っただろう。 帰りたい。 早く帰りたい。 帰ったら着替えて、明日のお弁当を作りながら洗濯機を回して、それらが終わってから夕食をとって、歯を磨いて寝る。 ただでさえ自由時間が少ないのに、パソコンは私を帰らせてくれない。 100%完了と表示されてるのに、いったい後何分待たせるのだろう。 帰りたい。 早く帰りたい。 私の自由時間を延長する為の人生の更新をしたい。
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2026/09/16 • 👁 103回 • 💬 0件
ポエム・詩
181文字 約1分で読了

独り

事務所という閉鎖した空間。 同調圧力により自分を出せない、まさに檻のような場所。 他者の気持ちなど受け入れず、自分達が楽しければいいという自己満達の楽園が、私にはただただ苦痛でしかたない。 淡々と業務をこなし、外回りで感じる一種の解放感。 溶け込めない私が異常なのか、集団を作らないと生きていけない奴らが異常なのか。 頭を占める憂鬱な気持ちと共に、私は今日も独りで過ごす。
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2026/09/15 • 👁 85回 • 💬 0件
ポエム・詩
199文字 約1分で読了

よふかし

生暖かい風が、肌にまとわりつくのはそこまで嫌じゃなかった。日中のような照りつける太陽はもう駆けていってしまって、そこまで酷く暑くもなかったから。  夜はすべてが自由だった。煌々と綺羅めく月だけが光だった。誰かに邪魔されることもなく、車も通らない道路にわざわざ出ていったりするのも好きだった。 「こうやって土の上に寝転んだっていいんだよ、きみも、後のことなんて気にしないで、やろうと思ったことをそのままに」
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作者:水無月㮈月
2026/09/15 • 👁 131回 • 💬 0件