ポエム・詩
漣と素足
252文字
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久しぶりに裸足になりました。
砂浜は見ているよりもずっと柔らかくて。
小さい頃によく感じた貝殻や砂利の痛みが、波の音が近づくにつれて思い起こされます。
そういえば、小さい頃は海に全身浸かっていました。
浮き輪のツルツルとした触り心地と、ほんのり漂うビニールの匂いが恋しい。
素足がどんどん茶黒の砂に埋まっていくので、その湿った重さを振り払って、波に当たらないように進んでいきます。
ずっと水平線が見えます。
少し横を向けば、いつもの柔らかい、クリーム色の砂浜ですが、私が先ほど残した足跡からは、随分離れてしまいました。
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