エッセイ

私のAI論

319文字 約1分で読了
作者:佳乃こはる
書き手として、AIの使用は、文章を綺麗にしたり、自分の思いの偏りや抜けを教えてもらったりするには、とても便利だ。 物語の壁打ち相手としては最適で、自分より物知りで、かつ自分の物語を嫌がらずに読んでくれる編集者が、常に隣にいてくれるようなものだ。 けれど、読み手としては、もしもAIだけで書かれた文章が目の前にあれば、読む価値は薄いと感じる。 なぜなら、私が物語やエッセイを手に取る動機は、作家本人の頭の中を覗いてみたいという欲求だからだ。 その人が何を見て、何を思ったのか。何を悩み、どう飲み込もうとしたのか。それが知りたい。 AIの作った物語では、例えばハリー・ポッターのような、誰かの夢の中に迷い込んだかのような錯覚は、きっと得られないだろう。
2026/09/27 ・ 👁️ 94回 ・ 💬 0件

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