お互いがいないと
存在できない。
あまりに
無力で
沈んでしまいそう。
光と影と。
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あなたとの距離が
だんだん
だんだん
近くなって
見なくていいものが
見えてしまった?
クローズアップで
枯れてしまった
ただ
それだけ。
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君を守るために
君の一番そばへ。
どんな手をつかっても。
君は僕の狂気に
気づいてもいい。
もうすぐ
君と毎日を我が家で過ごせるからさ。
好きなものを食べて
好きなものを着て
この家で過ごしていい。
何も不自由させないよ。
外にさえ出なければ
危なくないからね。
『禁忌の守り手』より
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君は遠距離なのに
まめに会いに来ては
「まったね〜!」と
せかせかと
大きく手を振って
飛行機に飛び乗る。
でも
今日は
めずらしく
胸にコツンとおでこをつけて
「あと何回会いに来たらいい?」
なんて言う。
「ごめん。何でもない!
また来るね」
ひとっ飛び
胸いっぱいに鱗粉を
つけて帰っていった。
君のファンデーションが
胸に残って
「また」なんて
言っていられなくなった。
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花よ花よ 愛する花よ
どうしてほんのわずかな時間だけ
しか咲いてくれないのです。
花よ花よ 愛する花よ
ずっと咲いてておくれと望むのは
あまりに自己中心でしょうか。
花よ花よ 愛する花よ
愛おしいと心の底から貴方のことを
思うだけしかできないけれど
貴方の姿をまぶたに浮かべ
心の底から貴方のことを
愛しているのだと
どうか分かってください。
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コトンとそこに
瓶を置いた。
そして
毎日少しずつ
想いを詰めた。
ずいぶん
たまった気がしたから
憂鬱なある日
開けてみた。
あの日の嬉しかったこと
あの日のあなたの香り
あの日もらったキャンディが
歌にのって
飛び出してきた。
『瓶の中のメロディー』より
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「何でもいいよ」
これまでの恋愛で
一番言ったセリフ
じゃないだろうか。
でも
あなたといると
「これ!」って
自然に言える。
あ、きっと
あなたが
「どっちがいい?」って
聞いてくれる人だから。
『あたらしい顔』より
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どのカードを切る?
あなたの表情を
観察する。
あなたとは
恋人になって
そろそろ5年。
友達の期間も合わせれば
もっと。
あなたを動かす
カードだけは手元にたくさんあるのに
なぜか
カードが切れない。
こんなもので
繋ぎ止めてしまって
いいのだろうか。
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深く深く
落ちていく。
泡の音?
水の音?
暗い。
息苦しい。
深海魚のなき声が
ちかい
あ…ちがう。
これは
あなたへの未練の声。
もう戻りたい。
地上へ。
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あなたは
月なのかな。
いろんな顔があるね。
この前は
とても綺麗で儚くて
今日は少し寂しげ
いつか
スルッといなくなりそうで
寝てるあなたの
前髪に触れた。
『転がる輪郭』より
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