ポエム・詩
キャンセルができなくて…
188文字
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新しい門出だと祝ってくれてるのか
それとも
慰めてくれてるのか
記念日に予約してた
ディナー前に
あなたと別れ
ヤケになって
一人できてやった。
「ここ一度来てみたかったし
予約取るのも大変だったし
キャンセル料かかるし」なんて
料理が運ばれるたびに
言い訳を重ねて食べて。
最後に
いちごの代わりに
薔薇があしらわれたアイス。
一口食べたら
口のなかで香りとともに溶けて
涙も溶け出した。
『薔薇をひとくち』より
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