ポエム・詩

白紙

227文字 約1分で読了
作者:柊ことは
「心が見える場所 お気軽にどうぞ」 そんな看板が目に入り 小道にそれて入ってみた 小さな画廊。   何気ない日常の絵が並ぶ中で 最後の一枚は 大きなフレーム。   風が吹いて 目を閉じて  次に目を開けると 真っ黒の絵の中に 座る女の子。 後ろから オーナーの声がして 「その絵は不思議で 見た人の心を映すとか。 最近 かなり塞ぎ込んでます?」 「入場者特典です」 と渡された 白紙のポートレート。 ふわっと風が吹くと そこには 笑ってる私。 「捨てたもんじゃない」 涙がにじむと 画廊が消えた。 「画廊ミラージュ」より
2026/10/17 ・ 👁️ 30回 ・ 💬 0件

\ 次の作品を探す /

読者の感想・応援メッセージ

まだ感想はありません。

0 / 1000文字