コメディ・日常

古時計

273文字 約1分で読了
作者:しとえ
 おじいちゃんがつかっていた金庫を開けたら、入っていたのは古時計だった。確かに昔は時計は貴重だったかもしれないけれど 今となってはどこにでもあるものだしなと僕は思った。でも、もしかしたらアンティークとして価値があるかもしれないし……  そう思って骨董屋に持ち込んだけれど、このタイプのものはよくあるらしくあまり値段がつかないらしい。  そもそもねじ巻き式の時計なんてかなり手間がかかる。 売ってもお金にならないから家に持って帰って、ネジを巻いた。 チクタクと動き出す時計の針。……まだこの時計動くんだ。 僕はちょっとだけ愛おしくなった。 そんなわけでまだ家で現役だ。
2026/10/09 ・ 👁️ 50回 ・ 💬 0件

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