SF・ファンタジー
影法師
276文字
約1分で読了
夜になってあたりが真っ暗になってしまったので影法師はそっと眠っている宿主から離れました。
どうせ夜なんだから鍵がなくても困らないだろう。
影法師はこっそりと闇に紛れて街をうろつ行きます。
塀の上の野良猫に挨拶し、可愛いあの子の影とダンスパーティー。
踊り疲れて家に帰ってきて、また宿主にくっついて熟睡しました。
朝になって宿主が目を覚ましたけれど影法師は寝たまま。
疲れちゃったのだから仕方がないのかもしれません。
だから宿主が可愛いあの子のところに行ったのに、彼女の影に気づかずに熟睡しておりましたとさ。
おかげで後日、夜にあった時に彼女の影に振られてしまいました。
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