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140字小説 呪いの人形シリーズ

1,302文字 約3分で読了
作者:しとえ
6月22日 『呪いの人形1』 私は呪いのお人形。 それだというのにこの家の娘と来たら… 「やったー可愛い」 私の姿を見て 目をキラキラさせる。 えぇい!こうなった何としてでも呪いの人形のプライド見せてやる! 「すごい!ヘアアレンジしちゃお!」 娘は私の伸びた髪を見てルンルンで三つ編みに… 思ってたんと違う 『呪いの人形2』 私は呪いのお人形。 よし!それならば髪を1mぐらい伸ばして… 「え!?わーすごいー!!!!」 どうだ驚いたか! 「ヘアカットしちゃおう」 嫌!やめて、せっかく頑張って伸ばしたのに… 『呪いの人形3』 私は呪いのお人形。 どうやっても怖がらないなら実際に動いているところを見れば… 「え!!動けるの!?」 「う、うん」 「ええぇ!!!!喋れるの??」 「…うん」 「やだもっと早く教えてよ!!!!」 なんだかますます喜んで怖がる気配すらない。 …もうどうすりゃいいの。 6月23日 『呪いの人形4』 私は呪いのお人形。 夜中にガタガタ 窓の方から音がする。 侵入者だ。この家に泥棒なんていい度胸だな!返り討ちにしてくれる!! 私は髪を伸ばして泥棒をひっ捕まえて ブンブンと振り回す。 悲鳴を上げて逃げてく泥棒。 ザマーミロ! …しかし室内がめちゃくちゃになっているのどうしよう。 『呪いの人形5』 私は呪いのお人形。 私の持ち主の娘が上京してしまったらしい。 部屋はガランとしている。 ふん、別に寂しくなんか… 寂しくなんか…寂しく…やっぱり寂しいよ〜〜! というわけで、私は電車に乗って娘の引っ越し先に行った。 『呪いの人形6』 私は呪いのお人形。 娘に彼氏ができたらしい。今度部屋に連れてきて紹介すると言っている。 …は?ふざけんな! そんなヤツ絶対に認められるわけないだろ! という事で彼氏とやらを怖がらそうと思ったが…全く怖がる素振りがない。 聞けばに猫又を飼っているらしい。 おのれ猫又め〜!!!! 7月11日 『呪いの人形 7』 私は呪いのお人形。 そろそろ 持ち主が家に帰ってくる。 ギィーッと扉がきしむ。 ちょっと待って、その手に持っている人形は何だ! はぁ!?フランス人形聞いてない。 持ち主頬ずりなんかするんじゃない! 「仲良くしてね」 ってこんなやつと仲良くできるか! 『呪いの人形8』 私は呪いのお人形。 「じゃーんこれ買っちゃった!」 ビラビラの小さいドレスを持ってごきげんな持ち主。 「よし、お着替えしちゃお」 そういうと私の帯を解き出す。 「ちょっと待って!!それ私用なの?やめて!そんな恥ずかしい格好できない」 あ~れ〜!!!! 『呪いの人形9』 私は呪いのお人形。 ドレスにうんざりしていると例の金髪の人形がいきなり抱きついてきた。 「きゃ〜お揃いですわ」 「フランス人形と一緒だなんて」 私がそう言って拗ねると 「私はスーパードルフィーですわ」 「何それドルフィンてイルカ? スーパーで売ってるの」 「違います!」 何故か怒られる。 『呪いの人形10』 私は呪いのお人形。 今持ち主に絶賛お説教中である。 「どうしてちっちゃい女の子泣かしちゃったの!ダメじゃない」 私は悪くないもん! ここに突然現れたフランス人形。 「そうですわ!私がいじめられていたのを助けてくださっていましたの」 余計な事言うなよ!…恥ずかしいじゃないの。
2026/09/19 ・ 👁️ 100回 ・ 💬 2件

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読者の感想・応援メッセージ

しとえ
ありがとうございます。
自分でも割とお気に入りだったので、
そう言っていただけて本当に嬉しいです🥰✨
福子
めっちゃ笑った!
めっちゃかわいい!
ほのぼのしました。ありがとう!
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