ポエム・詩

忘却の底

204文字 約1分で読了
作者:如月ニヒト
沈む。沈んでゆく。 私のために用意された、温かな寝床。 そこに横たわり、底に沈んでゆく。 考えれば考えるほど、手足は痺れ、 持ち上げようとすると、ありもしない重力が邪魔をする。 誰にも顧みられないのは、自由だ。 ただどこまで沈んでいっても、引き上げてはもらえないだけ。 私はいま、息ができているのだろうか。 光は、まだ届いているのか。 分からない。 分からないことを、全て忘れてしまおう。 そうしたらほら、また夢の中で息ができる。
2026/10/27 ・ 👁️ 14回 ・ 💬 0件

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