エッセイ

観覧車だって休みたい

296文字 約1分で読了
秋といえば、徳田秋聲。 秋聲という名はもちろんだけど、秋聲さんの描く生活の湿り気は、葉っぱの裏側みたい。 落ち葉は綺麗。 だけど、触れるのはイヤ。 湿った土が指先についたりする。 憧れの人が、少しでも近い存在なったら? 果実は食べる前。 見ているときが一番美味しい。 この頃はSNSの発達で、推しとお話ができる。 私も推しの配信に行ったけど、推しとお話がしたくなかったことに気づく。 私の推しは想像上の神さまだったみたい。 推しとお話するよりも、文学的なブログを更新していた頃の推しが好きだっただけで、それは結局、文豪への恋心と同じ。 夏の終わりに、知りたくなかった自分の嫌な部分を見てしまった。 秋。早く来ないかな。
2026/10/23 ・ 👁️ 12回 ・ 💬 0件

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