SF・ファンタジー
誤作動
248文字
約1分で読了
クローン技術が社会一般に広まったのは遠い昔。
それで自分自身が死んだらクローンで復活するというのが一般化したのもかなり前だ。
それ以来人間はクローンで増えるようになった。
同じクローン体がいくつも存在する。
僕もまたたくさんいるのだ。
だが僕はその他大勢の僕とは外見も性格も違う。
どうやらこれは誤作動らしい。わずかなズレができて、それが元の形とは微妙に違う。
けれどそんな僕を、僕自身はとても気に入っている。
昔は一人一人違う人間だったらしい。
そして一人一人の違いは個性と呼ばれていた。
きっと僕も個性的なんだ。
\ 次の作品を探す /

読者の感想・応援メッセージ