エッセイ
私のAI論
319文字
約1分で読了
書き手として、AIの使用は、文章を綺麗にしたり、自分の思いの偏りや抜けを教えてもらったりするには、とても便利だ。
物語の壁打ち相手としては最適で、自分より物知りで、かつ自分の物語を嫌がらずに読んでくれる編集者が、常に隣にいてくれるようなものだ。
けれど、読み手としては、もしもAIだけで書かれた文章が目の前にあれば、読む価値は薄いと感じる。
なぜなら、私が物語やエッセイを手に取る動機は、作家本人の頭の中を覗いてみたいという欲求だからだ。
その人が何を見て、何を思ったのか。何を悩み、どう飲み込もうとしたのか。それが知りたい。
AIの作った物語では、例えばハリー・ポッターのような、誰かの夢の中に迷い込んだかのような錯覚は、きっと得られないだろう。
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