コメディ・日常
グリーン・ノイズ
391文字
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夜勤明けの朝はともかく眠い。
特にトラブルがあった後の朝は。
自宅に戻る前にコンビニで朝食と朝食の兼用の菓子パンを買って公園に立ち寄る。
ベンチではなく柔らかな芝生の上に座る。
缶コーヒーを飲みながらピザパンを頬張る。
日差しが随分と柔らかくなっている。
もう秋の気配が感じられる季節になったのだ。
俺はゴロンと横になった。
目を閉じればあたりの音がする。
静かだと思っていたが案外色々な音がするものだ。
鳥たちの声、木々のざわめき、風の音、虫の声。
遠くから聞こえる電車の音、子供達の笑い声、車が走って行く 音。
それは 耳障りなノイズではなく、柔らかなグリーン・ノイズだ。メロディーのように優しい日常の音。
あまりにも心地よく、心の中に沈んでゆく。
気がつけば俺はうたた寝していたようだ。
目を開けば 公園の時計の針が午後の2時を指していた。
荷物とゴミ袋を持って家路へとつく。
優しい グリーン・ノイズが俺を見送った。
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