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勝ち逃げなんて
140文字
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小学校のかけっこの頃から、アイツとはライバルだ。肩を並べて走り、追いつき追い抜き、けれども追い越される。その瞬間こそ見知った顔が一番輝くんだ。だから、受験のためにアイツが陸上部を辞めると聞いて、わたしはたまらず泣きすがった。「なんでよ! あなたを追いかけて同じ女子高に入ったのに!」
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