SF・ファンタジー
迷宮
275文字
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「すごいでしょうこの惑星!惑星そのものが巨大な迷路みたいになってるんです」
そう言って惑星の住人は観光客である私を案内してくれる。
「全く素晴らしいですね!」
「そうでしょう、そうでしょう。大昔 私たちの祖先が作ったらしいのですが 詳しいことは分かっていなくて。でも 惑星中こんな巨大な迷路みたいになっているんですよ」
案内人は得意顔でそう言った。
実は私は観光で来たわけではない。
この星の住人と星自身の調査、及びメンテナンスだ。
その星の住人はコンピューターの集積回路に住んでいた。
だがそのことを知らない。
コンピューター回路はそのまま巨大迷路のような町になっていた。
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