コメディ・日常
古時計
273文字
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おじいちゃんがつかっていた金庫を開けたら、入っていたのは古時計だった。確かに昔は時計は貴重だったかもしれないけれど 今となってはどこにでもあるものだしなと僕は思った。でも、もしかしたらアンティークとして価値があるかもしれないし……
そう思って骨董屋に持ち込んだけれど、このタイプのものはよくあるらしくあまり値段がつかないらしい。
そもそもねじ巻き式の時計なんてかなり手間がかかる。
売ってもお金にならないから家に持って帰って、ネジを巻いた。
チクタクと動き出す時計の針。……まだこの時計動くんだ。
僕はちょっとだけ愛おしくなった。
そんなわけでまだ家で現役だ。
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